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作業実例

スタッフがお手伝いをした現場作業の状況を少しづつまとめていきます。

弊社の介護整理(福祉住環境整理)・生前整理・遺品整理がどのようなものかを少しでも理解いただければと、体験談をご紹介させていただきます。

@一軒家でお一人暮らしのお話


写真 ご親戚様から、もう自分たちでは片付けられない、と ご連絡をいただきお手伝いをさせていただきました。

80歳代女性のお一人暮らしのお宅で、ご本人様は元気な方でした。

確認したところ、5年前にご主人様をなくしてからの一人暮らし、ご親族様も皆様遠方で暮されているとのことで、年々色々なものが溜まっていき、また高齢のため、なかなか片付けられなくなってしまったようです。

お伺いした時は、かろうじて居間に人一人分のスペースがあるだけで、他の場所は全て浴室・キッチンなども含めて荷物で埋まってしまっていて、移動も満足にできない状態でした。ご本人様もお伺いした少し前に足を取られて転んでしまい、けがをされていました。

荷物のほとんどは衣服でしたが、その中に食品や薬などが埋まっていたことで、ネズミの被害がおきていました。またベランダの雨どいが壊れていたことで、長い間雨漏りにより様々な場所に被害が出ていました。

荷物が増えてしまった原因の多くが、私見ですが、さみしさによるものかと感じましたが、実際にお話の端々に”さみしい”という言葉がでたり、話を聞いて欲しいといろいろな話をお聞きしました。

作業自体は一軒家ということで3日間の作業になりましたが、当日はご親戚の方も立ち合いに来ていただき、すべての荷物の要不要の仕分け、荷物を出してからの清掃・消臭・除菌、カーペット等の敷物を新しいものに交換、不要品の回収廃棄を行いました。またネズミ被害・雨漏り被害の清掃も同時に行い、雨漏りに対しては後日修理のため、リフォーム会社に下見をお願いいたしました。

弊社は、居宅介護支援・訪問介護も行っているので、アフターフォローのため、お客様・ご親族様からも頼まれましたが、定期的にお伺いして様々なサポートを行っていくことになりました。

年々様々な理由から増えているご高齢者の一人暮らし、どうしたらいいかわからないと様々なお悩みをお持ちのご高齢者も多くいます。今回の件は、ご親族様がご相談をしたいただいたことで、弊社が現状を知ることができましたが、まだまだこれからです。何か少しでもお手伝いが出来ればと考えます。

平成26年5月

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