作業実例
スタッフがお手伝いをした現場作業の状況の少しづつまとめていきます。
弊社の介護整理(福祉住環境整理)・生前整理・遺品整理がどのようなものかを少しでも理解いただければと、体験をご紹介させていただきます。
D玄関から居間かけて手すりを付けるための整理
玄関から居間にかけて手すりを付けるための整理とその他不要品の整理を行いました。歩くの多少の不安定感があり何度か転んでしまったとのことで担当ケアマネジャーさんのご依頼でご相談の元、行いました。
壁一面に棚と箪笥・荷物の入ったダンボールが並べられていて、普段はそれらに掴まって移動しているとのことでした。そこでまず、棚や箪笥・ダンボールの中に入っていた品物を要不要の分別をご本人様に確認を取りながら行い、棚を一つと鏡台一つを粗大ごみとして処分し、箪笥を一つ他の部屋に移動してスペースを確保しました。他にも居間の箪笥の上やキッチンの棚、ベランダの倉庫と中の物を分別整理をして、不要品を処分しました。
高齢者のお宅ではよくあることですが、色々な場所から期限切れの食品などが多く出てきたので、キッチンの棚を整理することで、食品を置くスペースを作りました。また箪笥の上や倉庫などの普段使うことも触ることもない場所から、贈答用の食器やタオルなどたくさん出てきました。タオルなどは変色してしまったり物は処分して比較的新しいものは整理して一か所にわかりやすくまとめました。食器などはご本人様も覚えていない物が多かったのですが、確認しながら、今使用しているものと変えようかしらと言うことで、何点か使用しているものを処分して眠っていたものと取り換えました。
またダンボールなどの箱は長く置いていたため、害虫などの被害が出ていたので、中がわかるように新しい箱などに整理しました。
整理中は、ご本人様も仕舞っていたことを忘れていた様々なものが出てきて、アルバムや日記・以前聞いていたレコードなど懐かしそうに眺めて色々なお話をしていただいたことが、すごく印象に残りました。
今回もご本人様と一緒にゆっくりと確認しながら行ったため、まるまる一日の作業でご本人様も大変気苦労があったと思いますが、大変喜んでいたとケアマネジャーさんからもご連絡いただくことができました。
平成26年10月